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〜最初の「贄」は白い手首だった〜 猟奇的殺人鬼、狙撃者、孤独な刑事 三つ巴の闘いが今始まる。 と、書かれた帯。 サイコ・スリラーなのか、ハードボイルドなのか、警察小説なのか・・・? よく分からないままに手にした本は、友人の置き土産。 「年々、このミスとの感性がずれていくね」とため息を付きながらも、 上位にランクインした作品を買って読まずにいられない友人は、 読んだ後に必ず、私が購入していないであろう(いつも当たってる)作品を、 こうして置いて行ってくれるのです。 さて、私にとって初の香納作品。 上下二段組、600ページ弱という長編にもかかわらず、一気読みでした。 上手い! 三つ巴の闘いを繰り広げる三人の、それぞれの心の闇を、 スピード感溢れる文章で描き出しているのです。 猟奇殺人が中心にありながら、現代社会の抱える問題を巧みに取り入れて、 「正義ってなんだ」と、考えさせられてしまうのです。 人の心を操る殺人者を襲った悲劇。 一人の少女を救うことが、自らの運命を過酷な道へと進ませてしまったスナイパー。 刑事であり続ける意味を問いながら事件を追う孤独な刑事。 何かひとつが違っていたら、彼らの運命もまた大きく違ったのに・・・ 個人的には、「沖縄」の背負っているものの重さを、改めて痛感。 それにしても、組織としての警察とは、一体どうなっているのやら? 守るべき物を誤ることの恐ろしさは、どれだけ暴いても書きつくせないのかも。 キャリアとやらの頭の中はもちろん、心の奥の奥にあるものを掻き出してみたくなります。 「幻の女」と並ぶ畢生の作品・・・と評された本作品。 では、「幻の女」も読んでみなくては(^^) 余談ながら、かの友人は、このミス第3位の(ちなみに本作品は7位)、 道尾秀介氏の「シャドウ」も一緒に置いて行ってくれました。 ふむ・・・やっぱり、このミスとは感性がずれ始めているかも・・・ というか、好みの問題でしょうが、 私としては、この作品に軍配を上げたいです。 |
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本とビデオ
こんにちは。ふせんし、を楽しく読ませていただきました。楽しそうなサイトですね。また読ませていただきたいと思います。香納諒一さんの作品、いいですね。ブックオフで何冊か買ってこなくちゃ(^^。 ...続きを見る |
行間の宇宙 2007/12/30 16:30 |
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